今日も、梅雨曇り、雲の切れ目もありません。
「雨も、また良し」と考えるタイプの私も、スッキリした青空が、見たいですね。
「 トランプの大ウソと、ネタニヤフの事情 」
心に残る言葉 June ➈
「 ないものをあるように見せる 」
前座時代、「唄か踊りを習いなさい」と師匠(九代目林家正蔵)に言われて始めたのが。
日本舞踊・坂東流だ。以来、13年にわたり坂東蝶師匠にご指導いただいている。
稽古は、30分ほどの何気ない会話から始まる。私にとってかけがえのない時間だ。
話し好きで底抜けに明るい蝶師匠にしばしば救われるが、踊りとなると、空気は一変。
身の引き締まる時間が流れる。踊りも落語も「ないものをあるように見せる」所作に通じる。
踊りで得たものが、落語に大いに生きている。
今年の全国ツアー最終公演は、古典落語「中村仲蔵」で締めた。歌舞伎の場面があるため。
見えを切るときの顎の角度など、細部まで蝶師匠の手ほどきを受けて挑んだ。
( 日経 交遊抄 より 林家つる子・落語家 )
