今日も、穏やかないい天気になりました。
北からの晴れ間ですから、蒸し暑くないのが、救いです。。
02年に入社してすぐのことだ。ある日、隣のグループが燃料タンクの欠陥によるリコール。
(無償回収・修理)に頭を悩ませているを見て、解決法を進言した。
腕を見込まれた四竈氏は配属希望を聞かれ、「次は1番やべぇのをお願いします」と申し出た。
与えられたミッションは、エンジンが点火しない事態を防ぐ失火検知システムの開発だった。
それから3ヵ月間、ロクに上司に報告もせずに考案したシステムは、米国規制当局から。
「10年先を行った」と高く評価された。現在もホンダの全車種に搭載されているほどだ。
お世辞もとも言えまい。開発現場での数々の逸話から天才肌と見られがちだが。
本人に聞くと難題に向き合う時の鉄則があると言う。
「既存のことをなるべく勉強しない。先入観が足かせになるから」。
「素人のうちに、何を成し遂げないといけないのかを考える。考え抜くんですよ」。
この鉄則を組織化したのが、15年に自動運転開発の初代リーダーに起用された時だった。
600人のチームをまとめる上で、人工知能(AI)やセンシングといった自動運転の構成技術構成技術を。
頭に入れる前にチーム合宿を開き、「なし遂げたいこと」を考え抜いた。
当然、予定通りには進まない。役員から「去年から1ミリも進化していない」と問い詰められても。
「そうですよ。だって、進化させていないので」と言ってのけた。
結果的に世界初となる「レベル3」の自動運転車の初売にこぎつけ、22年には。
「ソフトウェア・ディファイン・ビークル(SDV「」の開発責任者に起用された。
SDVはソフト初の車作りを意味する。世界の自動車メーカーが最重要テーマに挙げる開発競争の。
天王山を託されたわけだ。
( 日経 オピニオン より )
