今日は曇り空、合間から日が漏れて、蒸し暑さを感じさせます。
「消費税1%」で良いのでは?
心に残る言葉 June ④
「自分の残り時間」を何に使うかの選択
末期がんの哲学者、宮野真生子さんのが人類学者の磯野真穂さんと交わした10回の往復書簡が原作だ。
当時41歳チオ42歳の同月生まれの左利き同士。
氏名の2文字が重なる2人は偶然が必然となり運命に転じるように本を編む。
生と死を巡る洞察を剛速球でキャッチボールしつつ。宮野さんの死まで19か月、対面は5回だけだ。
映画化は濱口監督が「腹の底が騒ぐような」衝撃を受けて手掛けた。
素人にはおよそ映画向きに思えない題材の舞台をフランスにに移し「マリー」と「真理」を演じる。
2人の女優の演技に託した。男性の監督と日仏の多様性が足された上映時間は3時間16分。
タイパとは無縁だが「自分の残り時間」を何に使うかの選択だろう。
( 日経 春秋 より )
