今日の空は、気温が上がりそうな感じがします。
もうまもなく、大阪も桜の開花宣言でしょう。
「テレアポ営業」に引っかかった話。
大学生になったばかり頃、「テレアポ」で悪徳業者に、引っかかったことがあります。
「○○さんのお宅ですね?」から始まり、「○○県のナンバースクール」なんて話におだてられ。
新宿のビルに行く約束をさせられてしまいました。
当時は、「営業の電話」だなんてことは、「つゆ知らず」何もわからない田舎者でした。
そんな田舎者をダマすことなんて、朝めし前、だったんでしょう。
部屋に通され、1対1で話をしていくうちに、「高額な英語教材」を購入させるため、に呼んだ。
という目的がわかりました。
なんとか「承諾」させようとして、2時間ぐらいカンズメにされましたが・・・。
どうしても、私が「うん」と言わないので、担当者は諦めて、私を開放しました。
今は、「アポ電強盗」など、とんでもないことが起きていますから。
「知らない電話」は絶対にとらないことです。
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心に残る言葉 March ⑲
” 春風の雪のとざしを吹くまでは冬ごもりせよ谷の鶯 ”
しかし、余もまた敗れたりといえども、自死する心算は露ほどもない。
余にもとより達磨の定心なく、日がな一日、湧きむらがる妄念を抑制するあたわず。
刻々「意馬心猿」して、止むことなし。
かつて、亡き父が、余の客気盛んなるを戒め、諭し樽たる手紙の中に、次のような歌が添えられていた。
春風の雪のとざしを吹くまでは冬ごもりせよ谷の鶯
英明な父は、この時、すでに息子の現在を予見していたかのようだ。
その父は五十一歳の時に流罪となり、十年もの間、僻南の田辺に押し籠目られた。
余と母、二人の妹は、紀三井寺の山門に立って、父が入れられた唐丸駕籠が。
黒江の細い谷間に消えてゆくのを見送った。
( 日経 陸奥宗光の青春 より )