今朝の大阪の空は、雲っています。
昨日、外に出てみると、破魔矢を持った人や福袋を持った人をみかけました。
いかにも、この時期らしい光景です。
大川(旧淀川)沿いのテニスコートでは、プレイしている人も、いつものようにいました。
「初夢」は一般に、元旦から2日にかけての夜に見た「夢」をいうようです。
よく言われるのは、「一富士(いちふじ)、二鷹(にたか)、三茄子(さんなすび)」。
これは江戸時代に広まったとされる、良い夢ベスト3!
■一富士(いちふじ)
富士は富士山を意味し、「無事(ぶじ)」と掛けているという説も。
山の夢は困難や達成を表すとされますが、高くて美しい富士山を眺める夢はあらゆる運気が上昇。
末広がりで、繁栄の一年となるそう。
■二鷹(にたか)
大空を舞い鋭い爪で獲物をつかまえる鷹は、チャンスをつかめる暗示。
「高い」と掛かって高い可能性を感じられる1年になり、自由な行動力、夢の実現に繋がるとされている。
■三茄子(さんなすび)
当時茄子は高級野菜だったため、お正月に食べてみたいと願う人も多かったとか。
価値の高い実りあるもので、事を「成す」にも掛かっているそう。
実は…「一富士、二鷹、三茄子」のあとに。
「四扇(しおうぎ)、五煙草(ごたばこ)、六座頭(ろくざとう)」と続くと記した文献があり。
これは三茄子に繋がり、夢に出てきたら良い4位、5位、6位という意味だとか。
■四扇(しおうぎ)
扇はお祭りや舞踊の時に使用する小道具で、縁起が良いとされていました。
末広がりの形であることから、子孫繁栄や商売繁盛を意味。
■五煙草(ごたばこ)
煙草は当時、お祭りやお祝い事など、人が集まる席に欠かせない嗜好品。
煙が上へ高く上がるため、運気上昇を表すとか。
■六座頭(ろくざとう)
座頭とは、琵琶法師(琵琶を街中で弾く盲目の僧)のこと。
「毛がない」が「怪我ない」に掛かっており、家内安全を表すとか。
私はなんと、「これから、私が結婚する前の夢」を見ました。
へーっ、独りになってから日が経つものの、「結婚願望」があるのでしょうね・・・。
そんな「初夢」でした。
「原君、あんな選手をとってはいけない。部がダメになるぞ」
そこまで言われてかえって意地になってしまった私は。
その選手の能力をしっかりと開花させ箱根駅伝に出てやろうと決めました。
しかし、その決断は最悪の結果を生んでしまったのです。
問題部員の乱れた生活で…就任3年目の悲劇
その選手が寮に入るや否や、チーム内で抜群のタイムを出す反面、乱れた生活でチーム内をかき回したのです。
しかし、実力が抜きんでているだけに、ほかの部員は遠巻きに彼を傍観するだけです。
そんなチームが結果を残せるわけがなく、前年よりも成績は落ち込み。
陸上部は空中分解の危機に陥ったのです。
そして、しばらくしてその部員は辞めてしまいました。
ただ、この3年目があったからこそ、「表現力豊かで、勉強もしっかり取り組める心根のいい選手」。
という青学陸上競技部のスカウトの基準を確立できたのも事実です。
高校生の頃は少々タイムが悪くても、自分でちゃんと考えてコツコツと練習に取り組み。
自分の言葉を大切にする子のほうが、大学4年間で圧倒的に伸びるということを知るきっかけになりました。
原監督の信念「チーム力を押し上げるのは“心根の良い人間”」
また、仮にエースが抜けたとしても、「心根のいいヤツ」が揃う組織は、考え方次第で強化できるのです。
成績がいいだけで心根が悪い営業マンがいなくても、残りの心根がいい営業マンが少しずつ成績を上げれば。
その分をカバーできるからです。
( Number Web より )