昨日の雨の跡が、道路に残っています。
「10年に一度の大寒波」とかいわれると、心理面から「寒い」と感じてしまいます。
そうはいっても、私が子供ころは、水たまりが凍っていることなんて、普通にあることでしたから。
今日から明日にかけては、10年に1度とされる寒さがやって来るようです。
都市部でも水道管が凍結するリスクがあるとか・・・。
2018年1月に、東京都心で48年ぶりに氷点下4℃を記録した時は都内各地で水道管が凍結したようです。
2018年の48年前って、昭和45年、大阪万博が開催された年でした。
確かに、我が家の水道管も凍ってしまい、オヤジが管を掘り起こして、お湯をかけていました。
しかし、水道管は、凍ったまま、そのとき、小6だった私が、1つの案を思いつきました。
家の水道は、井戸から汲み上げて、水道管に通していたので。
直接、モーターの鉄パイプと塩化ビニールの、つなぎ目からお湯を流し込んで、解凍する方法でした。
大量のお湯を流し込んで、無事に水道は元通りに、 一件落着でした。
(二宮)フランスのジャーナリストは、優秀なサッカーの監督は名シェフと一緒だという。
今ある食材で最高の料理を作るのが名シェフ。人材に置き換えたら名監督になる。
将棋で言えば、今ある手駒でどう料理するか。そういったことを楽しめるのが名人なんだろう。
(羽生)足りないものを他から持ってきても、力にはならない。
足りない物なくても何とかすることで実力がつく。
日本の将棋は突出したている駒がない。強さのバラツキはなくして再利用のルールを作った。
(二宮)スーパーマンはいないが、役割分担すれば組織として機能するというのは人材活用にもいえる。
歩も「と金」になったら力を発揮する。
(羽生)と金は取られても歩だから、実は最強の駒。プロも、いかにしてと金を作るか考える。
「と金」は「金」の3倍ぐらい価値がある。
(二宮)スポーツの指導者で大切なものは解決力だ。「三年以内に優勝させる。
一年目はこう。二年目の歩留まりはこのくらいだ」ということを示せる指導者に人は付いて来る。
時間軸を設定できる人が本当のリーダーだ。
(羽生)どれくらい頑張ったら報われるかが残像として残っていれば、最後の踏ん張りが利く。
有能な指導者はこれぐらいやれば結果が出るというのが分かっているから、冷静でいられる。
( 日経 羽生義治 対談 二宮清純 より )