今日は、いい天気になりました。
昨日も、朝方は、晴れていたのですが、日中は曇ってしまいました。
今日は、寒いですが、そんなことはないでしょう。
「科学がつきとめた運のいい人」 中野信子 著
サンマーク出版 1650円(税込み)
「運がいい」ことに、こしたことはないですよね。
そんな動機から、読んでみました。
目的・目標を、朝晩唱えるとか、紙に書いて貼っておく、早寝早起きをする。
まあ、これは、どの本にも書いてあります。
ほかの本に書いてないこととして、「自分を大切にする」が、ありました。
「自分を大切にできない人は、他人にも優しくなれない」、うん、それはそうだなと。
「ピカピカのキレイな車」と「汚れていて、ボディーに凹みがある車」。
「棒で、思いっきり叩いてください」というと、人はどちらを叩くかというと、もう、お分かりですよね。
身ぎれいにしている人、それは、すなわち、自分を大切にしている人。
「運」を引き寄せられる人、とも言えます。
コイン投げで、裏(-1)、表(+1)を、統計していくと、ゼロ付近で均衡するのではなく。
+(200~300)と-(200~300)の間で、動くそうです。(ランダムウォークモデル)
つまり、「運がいい」と「運が悪い」の波が、動くように。
そして、何かに成功したいならば、「その『ゲーム』から降りないように」、粘り強く励む、こと。
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ただでさえ泣ける話なのに、輪をかけて山田流の演出が泣かせる。
劇場を出て雑踏を歩きながら、しみじみ思った。
この物語に出てくる人物はみな、自分よりも他人を先に思いやる。
人のことなど心配している場合ではないくらい、暮らしに窮しているにもかからわず。
その心根の優しさに触れて、ひととき胸がぬくもる。
「人間は信じるに足るものだ、という思いを感じて。
お客様が席を立てる作品になれば」と監督は語っていた。
遠く、だが同じ空の下でまた、人々が憎みあい争っている。
人間は信じるに足る。その言葉はかの地では空虚にしか響かないかのか。
「人の命ってのはそんなもんじゃねえ」。
志ん生の長兵衛が言っている。
( 日経 春秋より )