「京都に女王と呼ばれた作家がいた」

生活

  今日はいい天気になりました。
風邪が冷たいです、「雪風」ですね。
  雪を降らせた風が、吹いてきます。ご自愛くださいませ。

     読了の余韻 December  ②

 「京都に女王と呼ばれた作家がいた」 花房観音 著 
西日本出版社 1650円(税込み)

 京都に女王と呼ばれた作家がいた―山村美紗とふたりの男

  ミステリー作家の山村美紗を書いた本です。
出版社(マスコミ)にとって、「作家のプライベート」を取り上げるのは、タブーなようです。
特に、売れっ子であればあるほど、「金づる」なわけですから、記事にしないようです。

一時期、西村京太郎と山村美紗が、同じ屋敷に住んでいて、その関係についても「見て見ぬふり」。
売れている間は、記者たちは、「山村美紗のご機嫌」をとっていたようです。

中学校の国語教師だった、山村美紗が、「推理小説」でその才能をどんどん開花させていきます。
夫は中学校教師から、東山高校の教師に移っても、「山村美紗の陰に隠れて」いることに徹します。
私生活も、ミステリーにしたかったのか?と筆者は書いています。

  西村京太郎のファンだった、山村美紗が、逆に「西村京太郎を引き上げる」役割をはたします。
同じ家の、離れに住まわせていた、京太郎との「関係はなかった」みたいです。
山村美紗は、有名な「賞」は取っておらず、それに「コンプレックス」を感じていたようで。
  とにかく、「売れる推理小説」を、身を削って、書いていたそうです。

  「夫の存在」にも、スポットを当てた内容は、興味深いものがありました。

    心に残る言葉  December ⑱
 ” 「グッドルーザーでなく、ウィナーになりたい」 ”

  サッカーのワールドカップ1次リーグで、日本チームがドイツとスペインを破って。
決勝リーグに進んだというニュースに、心を躍らせた。

1次リーグの前は、あまりの強豪ぞろいに勝てないだろうと考える人が少なくなかったように思う。
ある選手がテレビで「グッドルーザーでなく、ウイナーになりたい」と話していた姿が思い出される。
すがすがしい態度で負けを受け入れる敗者ではなく、勝者になりたいというのだ。

決意の表れに、日本チームの力強さを感じたのは私だけではなかったはずだ。
前回のコラムで、「ガチャ」から自由になれば自分らしい生き方ができると紹介した。
どんなに厳しいと考えられる状況にも、「勝ちに行く」と言い切れる強さが印象的だった。
厳しい練習に裏打ちされた技量への自信があってのことだが。
その思いが1次リーグの結果につながったのだと、私は考えている。
(  日経  こころの健康学 より  )

    生活雑感  December  ⑱

  「冬のボーナスの増加率は過去最高」という記事が、日経の一面にでていました。
これにあやかれる人は、いいですが、それ以外の人の方が多いような気もします。

 

   今日もよい一日でありますように
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