「すごい脳の使い方」

生活

  今日はいい天気になりました。
寒中ですが、なんとなく、気のせいか、「春」の気配が感じられます。
  気温が上がる予報が、あるからかもしれません。

     読了の余韻 January  ①

   「すごい脳の使い方」 加藤俊徳 著 サンマーク出版 1540円(税込み)


  1万人以上の、患者の脳のMRIを見てきた、お医者さんが書いた本です。
基本的には、以前ご紹介した「運動脳」と同じようなことが書いてあります。

  つまり、成人になって、「脳細胞は減り続けるが、年齢にかかわりなく使うことによって増える」。
「必要ないことは忘れる」ことは当たり前、十代の頃のように「無意味な記憶」は難しくなる、とか。

  体を動かして、健康でいることが、大前提のようです。

    心に残る言葉  January ⑧
  ” 「自分の可能性を疑うな」と言いたい。”

  自身を「自己中心的なくせに、繊細ですぐに落ち込むめちゃくちゃな人間」と表現する。
「サッカー選手は苦しい。例えば、自分は先発から外れると心が不安定になる」。
幾多の壁を乗り越えるコツの一つは「はったり」だという。

「川崎時代、絶対に海外で成功するぞと誓っていた。
かけ離れている現実に苦しくなることもあるけれど。
自分にはったりをかますことでそっちに向かっていった。

若者には、自分の可能性を疑うなと言いたい。未来なんてだれにも分らないのだから」

21年から2シーズンはJ2町田でプレーした。ベテランとなってもベンチスタートの日々はつらかった。
引退を決めた後の11月のリモートでの記者会見ではストライカーの喜怒哀楽を独特の言い回しで表現した。
「(中村)憲剛さんは僕の師匠であり、僕を苦しめた悪霊でもあった」

プロ1年目に出会ったパスの名手は唯一無二の人だった。
「憲剛さんは背中を向けているのに『いま欲しい』という時にパスを出してくれた。
(川崎を出た後は)そのタイミングでボールは来なくなった。イライラして味方に感情的になることもあった。
FWはパスをもらえないと得点できないから」
(  日経  引退模様より  サッカー 鄭大世  )

    生活雑感  January  ⑧

 羽生善治ー藤井聡太の王将戦は、歴史的対局になりました。
すごいことです。

 

   今日もよい一日でありますように