今日も、いい天気です。
昨日は、なんと大阪で26.5℃、これは異常ですよね。
明日の雨で、寒気が南下するようですが、それでも、月曜以降の予想最高気温は、夏日近く。
この冬は、「暖冬」と言われていますが、確かに、そんな気もします。
ハマスのミサイル攻撃から、端を発した、今回の紛争。
人質を取ったり、双方で、「民間人を殺害した!」と、主張し、収拾がつかなくなっています。
極東の日本が、何を言っても、何の効果もないように思えます。
折から、中国とロシアの首脳が手を取り合って、欧米への対抗心をむき出しにしています。
パレスチナが、クローズアップされればされるほど、ロシアのウクライナ攻撃が、隠されます。
ゼレンスキー大統領の、思いが、痛いほど理解できます。
のほほんと、「遠くの国のこと」と思わずに、イスラエル・パレスチナに自制。
ウクライナには、支援をして、ロシアの「既成事実化」を、絶対に阻止しなければ、いけません。
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イスラエルはなぜ過剰なまでの自衛にこだわるのか。
素朴な疑問の答えを探して鶴見太郎・東大准教授の「イスラエルの起源」を開くと、こんな言葉で始まっていた。「世界は畜殺される者に同情しない。世界が尊敬するのは戦う者だけである。我々は甘かった」。
イスラエルのベギン元首相のによるホロコーストの回想である。
長らく各地に離散していたユダヤ人はしばしば差別や迫害にあったが、武器はとらずにきた。
商才で社会に溶け込む。その国と協調を深めることで自分を守る。
多民族と共存する自由主義的なユダヤ人の姿がそこにあった。それhが19世に後半から変貌してゆく。
一つのきっかけは1881年、ロシアでユダヤ人の迫害が起こった際、ロシアが守ってくれなかったことだ。
ここから自衛のためユダヤ人国家を作る運動が始まる。
第1次大戦後、パレスチナを委任統治した英国も後ろ盾として動かず、軍事主義を加速させた。
( 日経 春秋 より )