今日は、すごくいい天気になりました。
申し訳なさそうに、ちぎれた綿雲が、少し浮かんでいるだけです。
大阪は、キレイな「十五夜」になりそうです。
「体の声」を聞きながら。
昨夜寝ていて、右の腰から、太ももの裏(ハムストリング)をひねってしまいました。
「寝ていて」、ひねるんですから、アホですよね。
7月は、左のハムストリング、今回は右と、体が、休養を要請しているのかもしれません。
中高年になると、やはり無理は、できなくなるものです。
痛くなるということは、体からの信号なんですよね。
どうか、私のようなことが、ありませんように、過ごし下さいませ。
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心に残る言葉 September ㉙
” 判決が100円でも、自分で決めたことで、よかがな。”
その書類は難解だったが、意味はわかった。
「それに印鑑ば押せば、裁判も何もできん」。
水俣病をめぐり政府は1969年、患者側に。
「第三者機関の補償審査の結論に異議なく従う」旨の確約書を出すように迫った。
これで問題を終わらせる。国の意図は明らかだった。
納得しない患者らは提訴を選ぶ。水俣病訴訟第1陣である。
「判決が100円でも、自分で決めたことで、よかがな」。
原告だった坂本フジエさんが、医師の原田正純さんとの対談で当時を振り返っている(「原田正純の遺言」)。
行政による拙速な幕引きの試みが、問題を逆に長引かせる。
その繰り返しが水俣病だった。
( 日経 春秋より )