向いてる仕事なんてないんです。
ただ、目に前にある仕事を一生懸命やってきた。


そしたら、自然に仕事のほうが自分に向いてくるんです。

  金儲けって思ってやったら商売はうまくいかねえぞ。

ああ、おいしいなあ、女房にたべさせてやりたいなあって。
思ってもらえるようにつくることが、結果として商売につながる。

 

    ( 「すきやばし次郎」(根津 孝子) より )