今朝の空は、少し曇っていますが、これから晴れてくるのでしょう。
今日は二十四節季の「小寒」、一年で最も寒さが厳しくなる時期の始まりを意味しているようです。
江戸時代に太玄斎(常陸宍戸藩の第5代藩主松平頼救)が記した暦についての解説書「暦便覧」には。
「冬至より一陽起こる故に陰気に逆らふ故、益々冷える也」と記されています。
この一説にあるようにますます冷え込む時期であり、大寒に至るまで厳しい寒さが続くということです。
私も、この「小寒~大寒」が、1年のうちで、一番寒い時期だと思っています。
体調には十分気をつけてお過ごしくださいませ。
今朝、新聞を取りに、ポストを開けると、「年金請求書」が入った封書が送られてきました。
まあ、一般に言われているように、「財源が少ないのに、老人が増えている」わけですから。
受給時期を遅らせると、「割増しますよ」という、政策なんですよね。
そうはいっても、私は「遅らせない」つもりです。
「死んじゃったら」もらえないし、「物価の上昇率」を考えたら、どうなんですかね・・・。
一応、参考のために、メリット、デメリット、を調べました。
【メリット】75歳まで繰り下げると増額率が最大84%に
繰り下げ受給のメリットは、1ヵ月当たりの年金受給額が増える点です。
2022年4月からは75歳まで繰り下げが可能になり、1ヵ月あたり最大で84%増額されました。
「65歳以降も働きながら収入を得て、70歳や75歳以降は年金を受給して過ごす」
といったライフプランを立てて老後生活を送ることが期待できます。
【デメリット】社会保険料や住民税の負担増の可能性も
繰り下げ受給のデメリットですが、まず、長生きができなかった場合。
60歳や65歳から年金を受給していた場合よりも年金の総受給額が少なくなってしまう可能性があります。
もうひとつが、繰り下げ受給で年金の受給額が増えることによって。
社会保険料や所得税・住民税などの負担が増える点です。
社会保険料や所得税・住民税は受給する年金から天引きされるのが原則ですので。
実際の手取り受給額がどれくらいになるのかを事前にシミュレーションしておくことも大切です。
オシムさんが『右へ動け!って言ったら、日本の選手は全員右に行く。
日本人はおかしい』っていう話をしてくれたことがあるんです。
ヨーロッパの選手は『俺が右って言っても。
どんな時でも右にいった方がいい訳ではないのを知っているから、状況によっては当然左にも行く』って。
それでも取り組み続けることで、右や左だけではなくて。
前にも後ろにも行けるようになってきましたね。
そして、セオリーがある中で、自分で考えてそれを上回る動きを見せる選手が出たら。
『ブラボー』って言うんです。そういうところがすごいなと思います。
自分たちが考え出した動きには『ブラボー』をちゃんと言う」
オシムはウォーミングアップからメインに入るところでは、「見ること」「判断すること」といった。
常に頭を動かして考えながらやらないとうまく回らないトレーニングを組み、メインへと移行。
そしてゲーム形式になると、伝えるべき局面で的確に練習を止めて、選手の印象に残していった。
さじ加減やバランスのとり方がうまいのも指導者・オシムの凄さの一つであるわけだが。
羽生は一人ひとりの選手を細かく観察していたと熱弁を振るう。
「僕が思う指導者の資質として大切だと思うのが観察力というのがあると思うんです。
オシムさんは本当に一人ひとりをすごい観察していたし、誰と誰がいい関係なのかということから。
個々の選手のネガティブな部分じゃなくて、ポジティブなところを見つけるのが、とてもうまかった。
『この選手の評価はこう言われてるけど、俺はこう思うな』っていうオシムさんなりの物差しがあって。
この強みを、こうやって掛け合わせていったらいいチームになるという手腕にすごい長けていた人だった。
僕の場合、『お前なんかプロになっても3年ぐらいで終わるよ』って言われてた選手だったんで。
その中でオシムさん来てくれて、『こういうプレーができれば。
十分チームにとってメリットになる』ってたまに優しく言われた。罰走とかもありましたけどね(苦笑)。
でもたまに飴をくれて。いつも選手をすごく観察してて、悪いところがあっても。
強みでどうやろうかなって考えてくれる人なんだろうなっていうのをすごく感じています」
ドイツの指導者業界では、指導者とは選手にとって伴走者としての資質が欠かせないとされている。
隣にいてくれるという安心感、後ろで支えてくれるという信頼感。
そうした姿勢や態度があるからこそ、どんな激励も心に響き、受け止めようという思いになる。
グラスルーツであっても、プロの世界であっても、忘れてはならない大事な話ではないだろうか。
( THE DIGESTより )