「抑留記」

生活

  今日もいい天気になりました。  
日の出が遅くなり、日の入りが早くなる、この時期は寂しい気持ちになります。
  風邪をひかれませんように。

     読了の余韻 November  ①

 「抑留記」 竹原潔 著 竹原裕子 解説
すいれん舎 4400円(税込み)

 抑留記 竹原潔(著/文) - すいれん舎

   作家山崎豊子が、「不毛地帯」を書くときに、「瀬島龍三」とともに、モデルにしたもう一人。
「竹原潔」が書いた、抑留記を、潔の兄の娘である「竹原裕子」が、解説等して、出版したものです。
  昭和31年に日本に戻り、それから20年以上してから、「回想記=抑留記」を書いています。  
えてしてこういうものは、2割くらい「盛って」自分をよく書くものですが・・・。
  一貫してソ連の「共産主義への賛同」などは一切せず、拷問にも耐えています。
陸士出身の将校でも、簡単に黒パンひとつで、「ソ連の犬」になってしまう状況下で、立派です。
当時は、日本に帰るがために、9割方は「ソ連にかぶれたふりをした」ようです。
ソ連の強制労働の指揮官や上司と、ケンカをするなど、「日本陸軍将官」としての矜持が見られます。
   後年、山崎豊子が、瀬島隆三は「戦争責任は一切語らなかった」のに対し。
竹原潔は、「将官としての戦争責任」を負っていて、心を動かされたと言っています。本は、450ページもあり、読むのに大変ですが、ウクライナで戦争していることを考えると。
「戦争はやってはいけない」ということを、改めて感じさせるものでした。
    心に残る言葉  November ⑥
 ” 簡単なことから少しずつ取り組むのは基本 ”

  仕事や勉強も同じだ。気力がわかないときに1時間の計画を立てても、無理だという気持ちになる。
そのために手をつけられないでいると、やはりできなかったと考えて、自分を責める気持ちが強くなる。
こうしたときには、時間を短く区切って作業に取り組むようにする。

  短く時間が区切られていると、そのくらいならやってみようという気持ちになる。
それだけではない。実際に作業を始めてみると、自転車と同じで、自然に頭が動くようになる。
やる気が出ないでぐずぐずしていた自分とは全く別の時分が現れてくる。
集中力が高まって、思っていた以上に作業が進む。もっと続けたいという気持ちにさえなってくる。
簡単なことから少しずつ取り組むには基本だ。
(  日経  こころの健康学より  )

    生活雑感  November  ⑥

  ワクチン4回目の案内が来ましたが、いまだに行っていません。
ネットを開くと、受付つける「会場はありません」といつも一杯なんですよね。
なかなか、面倒なものです。

 

   今日もよい一日でありますように
 
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