侵攻前、ポーランドには約200万人のウクライナ人が出稼ぎに来ていたとされる。
多くの男性は軍への志願などを理由に帰国した。
食品企業ウ・イェンドルシャは過去1年で難民女性約70人を工場で雇用した。
人事担当者は「ウクライナ人ら外国人労働者なしにポーランドの製造企業は成り立たない」と話す。

夫を北部ハリコフに残し11歳の息子と逃れてきた保健師のターニャさん(36)は。
仕事には就かず以前に滞在した施設に通ってボランティア活動を続ける。
「心はウクライナに残っている。ここで生活を築く気持ちにはなれない」
( 日経  ウクライナ侵攻1年 より  )