リンゴの木箱が「虫かご」

生活
  今日は雲の多い空模様となりました。
昨夜は、雨が降ったりやんだり。夏の天気にも変化が出てきました。
   リンゴの木箱が「虫かご」
  小学生の頃、男の子の自慢と言えば、「カブトムシ」や「クワガタ」を何匹持っているか・・・。
私が子供の頃は、それも一つの「自慢」でした。
  6月ごろになると、まず「クワガタ」が出てきます、これを学校にもってくるんですよね。
関東でしたから、コクワガタ→ノコギリクワガタ、7月半ばごろから、「カブトムシ」。
  虫が集まるクヌギやクリの木に、朝早く行ったり、夕方行ったり。
私は一時、100匹ぐらい持っていたことがありました。
「東京ではカブトムシやクワガタが百貨店で売っているんだって・・・」などと話しながら。
  普通の虫かごでは、逃げられてしまいますから。
リンゴの木箱を加工して金網を張り、虫かごを作りました。
  今は、「塾の成績」や「ゲームの巧拙」が子供たちの自慢なんでしょうね。
   心に残る言葉 August ④
    ” 「 標的にあらず春灯ぞこれは 」 ”
  ラジオ「夏井いつきの一句一遊」は、7月で22年目に突入した。
この春、たまたま出題した季語が「春灯(しゅんとう・はるともし)」。
春夜、おぼろげにうるんだ灯りの意だが、歳時記には季語の本意。
(最もふさわしいと考えられる性質や意味)として、「ときに妖艶な趣を醸し出す」とも解説されている。
  ところが、番組に寄せられた句のほとんどが。
「妖艶」どころか、ウクライナの戦況に心痛め、平和を希求するものばかり。
日常の家族の灯りとして表現された句が圧倒的多数を占めていた。
  その中でも最も感銘を受けたのが、ラジオ俳号「日土野だんご虫」こと片野瑞木さんの作品。
” 標的にあらず春灯ぞこれは ” (片野瑞木)
標的ではないのだよ、この春の灯りは。家族の集う春の灯りなのだよ。
  一読、心が震えた。
世界の人々が、この作品を心に灯してくれる日が来れば。
世界は少しだけ平和に向かって歩き出せるのではないか、と。
(  日経  文化より  夏井いつき )
   生活雑感   August  ④
  〇年ぶりのお祭り、〇年ぶりの花火大会、それと過去最高のコロナ感染数・・・。
なかなか状況はうまくいかないものですね。
     今日もよい一日でありますように