「親心もあるかもしれないが、バトンを引き継ぐ新しい経営陣がうまくやってくれるかどうか。
一抹の不安がある。(過去最高の)業績で100周年を迎えることができたのは幸運だ。

  この成長を続けなければならないと考えると。
アドバイザーとして残った方がいいのではないかという思いがあった」。

  これまで(経営トップとして)長年やってきたため、私の存在が『絶対』になっている。
それはある意味で会社としての欠点でもある。

  私はアドバイザーに徹して(新経営陣には)自分たちで意思決定してほしい。
(グローバルグループ代表執行役員を退任する時期は)全く考えていない。
今は縷言すべきではないし、自分自身でも分らない」。

    ( 日経  より   ダイキン井上会長、来月退任 )