今日も、いい天気です。
天満宮界隈では、お祭りの準備が、少しずつ進められていました。
天神祭りの「提灯」を、電柱に、一つずつ・・・。
「読書する人だけがたどり着ける場所」 齋藤 孝著
SB新書 1045円(税込み)
ご存知、「齋藤孝先生」の本ですから、同じようなことが、他の著書にも、出てきます。
読書をすることは、「狭い部屋で、話を聞いている」ことと同じだ、みたいな表現が出てきます。
確かに、「本を読むこと=著者の話を言聞くこと」、だと私も思います。
今はやりの、「スマホで朗読を聞く」というので、「何冊も『読んだつもり』」は、ちょっと、違うかな、と。
「自分のペース」で、著者の書いたものの「追体験」を、することが、プラスになる点でしょう。
私は、本を読むことが苦には、なりませんが、・・・。
「読むことが嫌い」な人に、読めば「違うところに、たどり着ける」とも、言いきれないかなあ。
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会長が「創業家の相続のため」と話すと、我々幹部約60人はどうなるんだとざわついた。
会長が退席し、暫くしてドアが開くと陽気な紳士が現れた。
「やぁ、皆さん、驚いたでしょう。私も買収されてこのグループに入りました。
皆さんの気持ちはよく分かります。一緒にやっていきましょう」。
一夜にしてスイスの会社から米国の会社に。これが欧米流なのだ。
帰国後、社員に直ちに会い、「今は粛々と仕事に取り組んでほしい」と伝えたが。
後につらい局面を迎えることになる。
KGFの親会社、米フィリップ・モリスのトップが来日。日本事業の投資計画を説明すると。
「それはダメ。すぐに収支トントンに」と却下。
後日、広告費と人件費を8割ほど減らす改革案を持ち、一人米国へ。
退職する社員への給与保証と再就職の支援など、追加費用を粘り強く要求。ようやく承認された。
全社員を集めて縮小計画を伝えた。「皆さんの意思を尊重したいので、自分で今後のことを決めてほしい」。
朝8時から夜遅くまで全員と膝詰めの面接を連日重ねた。
「転職は慣れていますから」と明るく言う人もいれば。
「来月初めての子どもが生まれるんです」と暗い表情の人もいた。3か月後、全員の再就職先が決まった。
厳しい局面ほど誠意を持って個々の人々に対応することが大事だと学んだ。