彼岸花

生活
   台風が通過して、気温が下がりました。
被害を受けられた方々には、お見舞い申し上げます。
   今日は、「彼岸の入り」、これから秋、冬へと季節が移っていきます。
体調には気をつけて下さいませ。
      彼岸花

① 浄土思想では、極楽浄土は西方にあり、西方に沈む太陽を礼拝することが習いだそうです。
煩悩を払うため西に沈む太陽に祈りを捧げ、極楽浄土へ想いを馳せ。
  春分、秋分の日は「この世とあの世が最も近く、通じやすい日」と考えられたことから。
この日に西に向かって拝むと、功徳が施されるとも信じられたとか。

  それから、春分、秋分の中日を中心に供養を行い。
悟りの境地に達するのに必要な6つの徳目。
六波羅蜜(ろくはらみつ)を1日に一つずつ修める日とされたそう。

  それが時代をへ、ご先祖様を供養するお彼岸となり、生活に欠かせない大切な行事となったようだ。
ちなみに、六波羅蜜とは、布施(ふせ)、持戒(じかい)、忍辱(にんにく)。
精進(しょうじん)、禅定(ぜんじょう)、智慧(ちえ)の修行徳目をいうとのこと。

  大川(旧淀川)沿いの、彼岸花です。これから、咲くようです。

②  原産地は中国大陸、日本においては帰化植物、分布は北海道や東北地方を除く日本全国。
秋の彼岸(9月)の頃に、花茎の先に強く反り返った鮮やかな赤い花を咲かせます。
秋の終わりに葉が伸びて翌年の初夏に枯れるという。
多年草としては珍しい性質を持っているようです。
地下の鱗茎(球根)に強い毒性を有する有毒植物とのこと。

   彼岸花は、学名 : Lycoris radiata、ヒガンバナ科ヒガンバナ属の多年草。
別名は曼珠沙華(マンジュシャゲ)、学名からリコリス・ラジアータ。

③  白い彼岸花も、咲いていました。

     心に残る言葉  September  ⑳
” 晴れた日だけの友人ではなく、本当の友人なのです ”

  宮内庁によると、上皇ご夫妻は女王死去の訃報(ふほう)に接し。
深く悲しむとともに、長年にわたる親交に感謝し、冥福(めいふく)を祈られている。
  上皇さまが女王の戴冠(たいかん)式に出席されたのは1953年。
上皇さまは当時19歳、女王は27歳。若いお二人は通訳を介さず、英語で道中の出来事などを語り合われた。

  先の大戦で戦火を交えた英国には、わだかまりを抱えた人も少なくなかった。
上皇さまの即位後初となった98年の訪英では、ロンドンでの歓迎パレードで。
旧日本軍の捕虜だった英国人団体が馬車列に背を向ける抗議行動もみられた。

  この日の夜、バッキンガム宮殿で開かれた晩餐(ばんさん)会で。
上皇さまは「戦争により人々の受けた傷を思う時、深い心の痛みを覚えます」と述べられた。
女王は両国の長い歴史に触れ、「英国は、晴れた日だけの友人(危機に頼れないうわべだけの友)ではなく。
本当の友人なのです」と応じた。
  女王がご夫妻を温かくもてなす姿は、現地で広く報道された。
側近の侍従として随行した佐藤正宏さん(81)は。
「英国の人たちとの交流を重ねていく中でわだかまりは解けていったと感じた。
上皇さまと女王の長年の親しい交流が土台にあったからだろう」と語る。

   生活雑感    Septembe   ⑳

  昨日も、1横綱3大関が総崩れ、八百長っぽくなくて、いいんじゃないですかね・・・。
こういう時期があって、本当に強い横綱・大関が出て来ます。
  以前、横綱が不在という時代のありましたからね。

      今日もよい一日でありますように