戦うチャンスさえない 

生活
  今日は、二十四節季の啓蟄(けいちつ)です。
” 冬ごもりをしていた虫たちが土の中から出てくる頃 ”という意味とか。
黄砂やスギ花粉が、たくさん飛ぶといっていましたので、ご注意ください。
    パラリンピックが始まりますが・・・
  昨夜、北京パラリンピックの開会式がありました。
  オリンピックの起源は、紀元前8世紀ごろに遡ります。
古代ギリシャの国々は戦争やえき病に苦しんでいました。
はじまった背景は、そんな苦しみから逃れ、平和を願った人々の想いがあると言われています。
競技会は、ゼウス神にささげる聖なる祭典として、戦争を3か月間休止して。
ギリシャのオリンピアで行われました。
そして4年に1度、約1200年もの間つづけられたそうです。
  ウクライナ人が毎日、殺されているのに、どうなんでしょう?
   心に残る言葉 March   ⑤
   ” 彼はもう試合で戦うチャンスさえない ”
  北京のプレスセンターで最初に質問に立ったのは。
長年ウクライナに住む、カナダ人のリー・リーニ―記者だった。
彼は質問のしかたが記者として矩(のり)を越えた行為であることを認めながらも。
ロシアの空爆によって死去したウクライナの19歳のバイアスロイン選手。
ユージン・マリシェフの大きな写真を掲げながら問うた。
  「彼の家族の代わりに質問する。なぜ侵略国の選手を参加させるのか。
彼はもう試合で戦うチャンスさえないのに」。
涙をこらえ、パーソンズIPC会長に迫った。
ウクライナでは街を防衛するため多くの五輪選手が銃を手にして戦っているという。
「マリシェフが最期の例ではないかもしれない。
防空壕に住んでいるパラ選手も知っている。
バカげた状況だ」
「ウクライナにとってどれだけ痛ましいことか、想像もできない」と。
  リーニー氏の訴えをしっかり受け止めていた。
パーソンズ会長は翌3日、一転してロシアの選手らの排除を決めた。
                              ( 日経 スポーツ欄 より )
       生活雑感   March  ⑤
  立憲民主党の蓮舫議員の長男が自民党に入党したとか。
親子で考え方が違っても、不思議ではないですが、実母にも息子にも、離れられるのはつらいですね。
  
      今日もよい一日でありますように
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