現役時代に日本リーグのトヨタ自動車で活躍するなど日本に関わって30年超。
東京五輪で日本女子を銀メダルに導いた後に転身し、女子と同じく3点シュート主体のスタイルを打ち出す。
得点効率を重視した、高さやパワーで劣る日本に最適化した戦術だった。

  外国籍選手が中心のBリーグで出場機会の少ない新鋭も抜てきし、明確な役割を求めた。
口癖は「全員がオプションワン(第一候補)」。
熱血漢の言葉に奮起し、才能を開花させた一人が、今大会で世界レベルの実力を証明した河村だ。
  (  日経 スポーツより  カボベルデ破り五輪切符 )