他球団より早いソウルでの階幕シリーズに向け、春季キャンプでは急ピッチでの仕上げを強いられた。
オフから右肘のリハビにも時間を取られ、例年に比べてバットを振り込めなかった影響もあるかもしれない。
内角攻めや際どいコースへの変化球など、相手にも徹底マークされている。

  開幕シリーズ中には元通訳の水原一平氏の違法賭博への関与を疑われ退団。
自身にも疑念の目が向けられ、プレーに集中しにくい状況が続いた。

  だが大谷は「メンタルを言い訳にはしたくない。そこも含めて技術、実力だと思う」と言い切る。

  (  日経 スポーツ より   )