今日も、いい天気で、日が当たるところは、暖かく感じます。
大川(旧淀川)沿いを走ると、保育園児が乗ったコンテナ?を、2回も見ました。
いずれも、7人の園児に対して、3人御保育士がついていました。決まりがあるのでしょうか、ねえ。
私も高齢者の一人として、「シニア向けマンション」に、興味がないこともありません。
温泉がついていたり、3食がレストラン、クラブ活動があったり、まあ至れり尽くせり。
何かあったら、ボタンを押せば、医師が常駐していて、看護師さんが駆けつけてくれる。
でも、毎日「温泉」って、飽きませんかねえ、レストランの食事も、クラブ活動?
うーん、集団になれば、派閥というか、グループができますよね。
体や頭が、うまく機能しなくなったからといって、「3つ子の魂100までも」で、性格は変わりませんから。
子どもの時、イジワルな人は、老人になってもイジワルだし。
一度、気まずくなったら、そう簡単には、解消されません。
それに、基本的には、「認知症になったり、寝たきりになった」ら、出ていくしかありません。
ニーズが限られていますから、「売るに売れない」不動産を、抱え込むことに、なります。
衣食住が、旅行先のホテルみたいな生活って、飽きると思いますねえ。
やはり、「仕事をして、社会とつながっている」ことのほうが、充実した生活を送れる、気がします。
100歳以上でも、働いている人もいますから。
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しかし生きていくためには家賃を払わなければいけない。
ジャパニーズ・レストランでのてんぷらやとんかつの調理。ペンキ塗り。
ミニマル・アートの作家ドナルド・ジャッドのビル管理人。
韓国出身の映像作家ナム・ジュン・パイクの看護と便利屋を続けた。
周りには有名になって行く戦略的なアーティストがいる。
一方で私は、型にはまって仕事をムリにこなした後、やっぱろい無心のカケラ拾いで自分を取り戻す。
50歳を過ぎて展示を重ね、「アーティスト」と呼ばれることが増えた。
だけど心から喜ぶこともできない。ただ続けていれば。自分なりに生きていくために。
ずっとかけらと戯れ続けたい。名前があること、「有名」とはどういうことか。
「1日」とは何なのか。どれも同じようで、同じものは1つもない1年365個の作品を見て。
ただ続けていればいいのだと思う。
( 日経 文化 より 「NY道端のカケラ集めて」 )
