今朝は寒くなりました。
とはいえ、私の住んでいるところでは、この冬、「氷が張った」のを見たことはありません。
昔に比べれば、はるかに「暖冬」なのですが、それに馴れてしまうんですよね。
幕末、ペリー来航への対処に困った老中、阿部正弘は打開策を広く募ることにした。
米大統領の国書を公開し、外様大名どころか町人の建白書も受け取った。
譜代の臣のみによる「民は由(よ)らしむべく、知らしむべからず」の専制支配から大転換した。
諸藩でも言論の自由の機運が広がった。長州の吉田松陰は直諫(主君にじかに意見すること)を。
避ける様を「嘆ずべきの甚だしき」と書き、閉鎖的な藩政を痛烈に批判した。
松下村塾では身分を越えた議論を重視した。
当時の人はこうした風潮を「言路洞開(げんろどうかい)」と呼んだ。
下から上への言論の道を開くという意味だ。幕閣から庶民に至るまでこの言葉を口にしていたそうだ。
(中略)いま、新たな言路洞開の時代を迎えている。
かつては新聞などマスメディアを通さなければ持論を世の中に伝えることができなかった。
ソーシャルメディアを通じ、いまはだれでも情報社会の主役に成り得る。
新たなツールを通じて政治への関心は高まった。
昨年の参院選の投票率が前回比で約6%も上昇したことはその表れだ。
( 日経 風見鶏より)
※ 確かに、私たちは、日々、たくさんの情報の中で、生活しています。
正しいのか、虚偽なのか、見極めることが、求められています。
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「坂本、睡眠時間を削って勉強し人脈を作れ」。38年前に地元・熊本の銀行に入った時にたたき込まれた。
今でも鮮明に覚えている発言の主は、輸入車ディーラー、アデル・カーズの池永成正社長だ。
入行直後の私の指導役だった。私もまだ若く、上席の意見にも反論する横着な性格だった。
そんな私を教え諭した大切な先輩だが、その後すぐ退職し、実家の自動車販売会社に戻られた。
今では熊本有数の輸入車ディーラーに育て上げた姿を見て。
企業は規模ではなく経営者の姿勢こそが大事だとその背中から学んだ。
( 日経 交遊抄より 坂本俊宏・熊本銀行頭取 )
