今日も寒くなりました。
夏の暑さも、「大暑~立秋」までが一番暑いと感じます。
ちょうど、6か月前の、「大寒~立春」が一番寒い、というのも納得はできます。
「聞き方の一流、二流、三流」 松橋良紀 著
明日香出版社 1760円(税込み)
著者は、営業会社をクビになったことをきっかけに、「聞き方」の講師として成功しました。
確かに、「話すこと=聞くこと」と、言えるほど、「聞き方」は大切です。
ミラーリングやペーシングなど、大抵の本に書いてあることは記述されています。
「呼吸を合わせる→あごの動きを合わせる」と、できるようになる、はこの本だけの記述でした。
まあ、この「〇〇の一流、二流、三流」シリーズは、他のテーマでも出ています。
別に、3つに分けなくても、という気もしますが、「聞き方」は大切なので、参考にはなる本でした。
公民権運動が成果を生み始め、大学キャンパスも、真夏の都市のスラムも。
まだまだ穏やかだった1963年は、たしかにビーチ・ボーイズのサーフサウンドがよく似合う。
しかし現実には、一触即発のキューバ危機と、今なお謎に包まれる。
ケネディ大統領暗殺事件に挟まれた1年でもあった。
だが現実の歴史は、商品の形にするのが難しい。
お手軽に購入できるのはレトロ志向のイメージばかり。
イメージの消費を続ける限り、我々の心がふやけていくのは避けがたい。
「真実以後(ポスト・トゥルース)の時代」などというフレーズを耳にするようになった。
4K映像の大画面ばかり見ていると、何が正しい現実なのかもわからなくなってしまうのか。
押し寄せる美味しい過去の大波から、どうやって精神を守ったらいい?
奢(おご)りを捨てることだろう。我々の周りは、萎びた自由と、太った不平等でいっぱいになった。
老化したのだ。還暦を迎えた1963年よ、君もワークアウトが必要である。
( 日経文化 1963年の還暦 佐藤良明 より )
生活雑感 January ㉒