今日も寒いのですが、ほんの少し、昨日よりはましな気がします。
風の音が、あまりしないから、かもしれません。
読了の余韻 December ③
「すごい90代」 池谷啓 著
すばる舎 1540円(税込み)
著者が静岡県浜松市の春野町に移り住んで、出会った人たちのことを取り上げています。
過疎地域の不便なところであっても、90歳、100歳と生きているのは?
当然ながら、きれいな空気、水、自家の野菜などなど、良い要因はあります。ただ、交通不便ゆえに、何をするにも、体を動かさないといけない。
過疎地域の不便なところであっても、90歳、100歳と生きているのは?
当然ながら、きれいな空気、水、自家の野菜などなど、良い要因はあります。ただ、交通不便ゆえに、何をするにも、体を動かさないといけない。
生活すること=運動(リハビリ)とないる。
畑に行くにも、草取りをするにも・・・。
以前、「運動脳」でも取り上げたように、人間は「歩きまわって獲物を得てきた動物」ですから。
定住の農耕社会になっても、じつは、体の中はそれほど変わっていません。
よく動いて、よく食べて、よく寝る、これが基本と再確認させられます。
心に残る言葉 December ㉕
” 気遣いっていうのは「あの人が思うなら、この人も」”
選手になるのはハードルが高い。そこで主務(マネージャー)として、裏方の仕事に回ることにした。
大学のOBを回ってを合宿費を集め、体育会本部の会議に出席する。
「高校までは『控えの連中なんて』って感じだった。主務をやって初めて裏方の 辛さが分かった」
器械体操部も体育会のご多分に漏れず、上下関係が厳しかった。
ある寒い日、主将にジャンパーを持っていくと隣にいた副主将から。
「主将が寒いなら、隣にいる俺が寒いのは当たり前だろ。なんで気づかないんだ」と一喝された。
今の時代であれば厳し過すぎるかもしれない。ただ「気遣いっていうのは。
『あの人が思うなら、この人のもそう思うかもしれない』と考えることだと学んだ。
( 日経 Mystoryより 新浪剛史 サントリーホールディングス社長 )
生活雑感 December ㉕