経産省局長室には金曜日夕方になると紙袋が並ぶ。
肥塚さんは膨大な資料を週末に読み込んで政策に生かしていた。
特許庁長官を経て企業経営者となった今でも、日本の企業がどうあるべきか熱く語ってくれる。

  誰にでも対等な立場で話を聞いてくれる肥塚さんの周りには自然と人が集まる。
       (  日経 交遊抄より  片倉正美 )