空気が、入れ替わって、乾いた空気が気持ちいいですね。
「暑さ寒さも、彼岸まで」という言葉は、温暖化になった、今でも生きているようです。
蒸し暑さが無くなると、外に出ることも、億劫ではなくなりますね。
芸能人のコメント、必要?
テレビのニュース番組に、ひな壇に並んで、あるいは、テーブルに並んで。
事件、事故について、あるいは、社会問題について、「芸能人がコメント」するものが、多いですよね。
アレって、「必要?」なんですかね・・・。
「忖度がない意見だから」とか、言われたりしますが・・・、本当ですか?
ある有名な、女子のスポーツ選手が、「ちょっと、違うケースなんですが・・・」と、話したところ。
「まったく」、そのテーマとは、違ったことを言っていました。
「ああ、この人は、この場には『いない方がいい』」と思いました。
まあ、テレビは、「視聴率さえ上がればイイ」ので、しょうから。
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心に残る言葉 September ㉓
” 福 何有人香 黒髪之 白成左右 妹之音聞 ”
そして、次の「万葉集」の挽歌を読む。
「 副 何有人香 黒髪之 白成左右 妹之音乎聞 」である。
訳は「幸いなる人はいかなるひとか・黒髪が 白くなるまで 妹の声を聞く人ではないか」となろうか。
幸ひの いかなる人か 黒髪の 白くなるまで 妹が声を聞く ( 巻7の1411 )である。
この巻7は、作者不記載の歌ばかりが集められているので、作者はわからない。
妹すなわち恋人を亡くした男が、幸いなる人はどんな人なのか、と自問自答する歌である。
人生、いろいろあらぁな、でもね、パートナーの声を聞けりゃ、そりゃあ最高さ、とでも言いたいのであろう。
そして、自らが幸いなる人であることを自覚せよ、と授業を結ぶつもりだ。
( 日経 文化より 上野 誠 万葉学者 )