今日は、気温が下がりましたね。
前線の上は、気温が低く、下は気温が高くて蒸し暑い、分かりやすい天気図となっています。
今、小雨が降っています。早く上がってほしいのですが・・・。
「易経の秘密」 王一 著 五月書房新社 2200円(税込み)
「占いの本」ではありません、というものの、「易」ですからねえ・・・
古代中国は、「文字を使用」し、「紙の発明」によって、世界最先端の文化や思想が生まれたんですよね。
「四書五経」→ 四書(大学、中庸、論語、孟子)、五経(易経、書経、詩経、礼記、春秋)
この中に、含まれていて、これらを習得していないものは、宰相になれなかったとか・・・。
「易経」は、つまるところ、世の中の神羅万象を、理論的に「とらえようとした」ものと、思います。
木火土金水→木から火が起こり、灰が土になり、土から金属が生まれ、金属に水がつく。
この世のものは、すべて、「陰」と「陽」、男と女、月と太陽、地と天、・・・。
「陰極まれば陽なり」「陽極まれば陰なる」、まあ、当たり前と言えば、当たり前なんですが・・・。
ただ、筆者が、「自分の思ったことが、現実になる」と言っていますが、これはどうかなと、疑問です。
「自分の夢がかなう」とかであればよいのですが、「病気になったのは、自分のせい」とか言われると。
「それは違う」と、私は筆者の考えとは、相いれません。
だって、「水俣病になったのは、患者のせいですか?」、「大震災は、人々が招いたのですか?」。
そんなこと言われたら、否定せざるをえません。
ただ、「森羅万象を理屈に当てはめた」ということは、古代中国の人々の、すごいところです。
「良いことがあっても、驕ってはいけません」「悪いことがあっても、必要以上に落ち込んではいけません」
「中庸で、過ごすことが一番です」は、現代にも通じますね。
この本の、最後の方に、「64卦」があります。
以前、私は、「64卦」に凝っていまして、毎日サイコロを振って、占っていました。
今はもう、していません。「占い」は「参考」程度に、するのが良いと思います。
「易経」という言葉に惹かれて、古御本を読んでしまいました。
今悩みがある人は、「参考に」読んでみるのも、プラスになるかも、しれません。
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首都圏連続不審死事件がモチーフの受賞作は。
交際男性たちを殺害した容疑で逮捕された女性を取材する週刊誌の女性記者が主人公。
原作は2017年に刊行され。、直木賞候補にもなったが、受賞は逃した。
英国では24年に発売、女性たちの容姿をめぐる世評などがフェミニズム小説として読まれ。
発行部数は日本を上回る40万部を超えた。
グルメ小説の側面も人気の理由の一つ。実際、料理ではかなり凝り性らしい。
24年、短編集「あいにくあんたのためじゃない」に関する取材では。
ラーメン店が舞台の一編を書くため「本格的なラーメンを作るところから始めた」と語っていた。
映画界で性暴力の告発が相次いだときには作家仲間と「原作者として撲滅を求める声明」を発表した。
社会を変えるには「部外者」こそ声を上げるべきだと考えている。