本塁打を祝う儀式が、どんどん派手になっている。
1イニング抑えるごとに雄たけびを上げる投手もいる。

   それはそれで人間らしいし、勝負ごとだから、最終的にぬか喜びになっても仕方がないだろう。
ガッツポーズもお互いさまで、相手に気を遣使うこともない。

   とはいえ・・・。破顔の裏に能面を持つくらいでないと。
記録で名を残したり、勝負どころで打ったりする選手にはなれないのでは、とも思われる。

       (  日経  逆風順風 より   「破顔に反省 美しき自制心」  )