今朝の雲は、いま一つ気のない感じです。
これから、晴れてくるとは思いますが、晴の天気が続かないのが、なんとなくイヤな感じです。
「どんぐりヘルメット」の警察官。
4月から、「自転車・ヘルメット」の「努力義務」が施行されました。
街の中をよく見ると、警察官、宅配の人、電気やガスの検針する人、などはヘルメットをかぶっています。
先日、天満の大阪裁判所の裏を、自転車で走っていたら、前方から自転車で来た警察官に大声で。
「停止線で停止して下さあーい!」と言われてしまいました。
逆三角形の「止まれ」の標識は、「自転車」も止まらなければいけないのか?と再認識しました。
なんか、この警察官、「言いやすい人にだけ、大声で言うのだろうなあ・・・。」と感じました。
もっとも、この警官は「止まっていなかった」ような・・・。
白いヘルメットをかぶって、自転車をこぐ警察官の顔が、「どんぐり」のように見えました。
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心に残る言葉 April ⑱
” 芸術は名声ではない。 ”
石本は中世ヨーロッパのロマネスク芸術を、とりわけ愛したことで知られる。
40代から、画学生を連れて美術巡礼の旅を繰り返してきた。
遠近法が浸透する前の中世の宗教芸術へのただならぬ傾倒は、自らの芸術観と深く結びついていた。
写実にとらわれない。思いの強さで、対象を描く。そんな美術が、画家の心をとらえたのである。
「イタリアでは優れたフレスコ画が、地方の名もない人々の手で描かれ、守られてきた。
先生にはそれを発見する喜びがあった。芸術は名声ではない、という先生の考えは。
そこにも生きていました」。そう語るのは、京都市立芸大時代の教え子で巡礼の旅に同行した。
浜田市立石正美術館館長の西久松吉雄氏だ。
( 日経 「石本正」展 より )