2004年に創設された本屋大賞では実行委員長を務める。
書店員の方々から「賞を作りたい」との声が多く上がったため、手伝いを始めたもので。

   雑誌の内容と直接は関係ない。
ただ「なんぼのもんやねん!文学賞」(1989年の67号)などの企画もしているので。

   既存の文学賞への違和感はあったのだろう。
コバンザメのように出版市場にくっつく雑誌なので、市場縮小への危機感は強い。

   ただ、創刊以来の社是は「無理をしない、頭を下げない、威張らない」。
力を抜いて、本好きの人に応える誌面を作り続けていきたい。

       (  日経  文化 より 「本の雑誌」50年目の500号 )