今日は、いい天気になりましたが、北風が冷たいですね。
今日は、二十四節季の「啓蟄」、啓蟄の「啓」は「開く」の意で、「蟄」は「冬の間。
地中に閉じこもっている虫」のこと。この場合の「虫」は昆虫に限らず、ヘビやトカゲ、カエルなども。
含み、つまり「啓蟄」は「冬ごもりをしていた昆虫などが地上に這い出ること」を意味する、とのこと。
「いじめられる要因」
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心に残る言葉 March ⑤
「 私はまだ見えているか 」
ポルトガルのノーベル賞作家、ジョゼ・サラマーゴの「白い闇」を思い出した。
突然視界が白色になって失明する感染症がはやるディストピア物語だ。
生存本能のみに従う人間がいかに簡単に退化するか。
動物と化した人間が生きる社会がいかに野蛮で暴力的か。
作家は見えていてもみようとしない精神的盲目を痛罵する。
衆目の一致する醜聞の本丸、トランプ米大統領がイラン攻撃を始めた。
大仰な作戦名の割に「壮絶な怒り」の輪郭は今ひとつ不明瞭で、「なぜ今」感もつきまとう。
そういえばクリントン氏が大統領時代の1998年、性的スキャンダルに関する偽証罪で弾劾さされた同時期に。
イラクの爆撃に踏み切った過去も重なる。
トランプ氏が武力で排除した国のトップは今年2か月ではや2人。
国際法を無視した武力行使に「またか」と慣れてはいないか。
中間選挙に向けたシナリオと当然視していないか。「トランプのことだから」と諦めていないか。
がれきの下で血を流す生身の人間を直視し自分に問うべき時だ。「私はまだ見えているか」。
( 日経 春秋より )