昨日からの雨が続いています。
午後から、晴れて切るとか、もうすぐGWが始まります。
昨年の今ごろは、「知床沖の遊覧船沈没事故」で、もちきりの状態でした。
思わぬ事故は、意外と「身近かに」潜んでいるものです。気をつけて下さいませ。
私は、高校を卒業すると、東京のマンモス大学に通い始めました。
初めての電車での通学・2時間、初めての東京の生活。
高校までは、「クラス」という小規模な単位で、また、担任がいて、・・・。
いやがおうでも、「作られた人間関係」があったのに、いきなりマンモス大学という「海」に入り。
「掴るところもなく」、不安にかられ、「どうやって過ごせばいいのか、わからない」時期がありました。
今思うと、まったく「ぜいたくな悩み」なのですが、・・・それがわからなかったですね。
4年間なんて、人生からしたら「あっという間」なのに・・・。
「海」に放り込まれて、手足をバタバタさせて、「焦っている」そんな感じでした。
じっとして、「体が浮き上がるのを待てば、いいのに」・・・。
今なら、「どうってことない」のに、「初めて」だと、混乱していたなあ、と思い出します。
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私にない性質を息子に発見して驚くことも多い。子供は全く別の個人だと痛感する。
親子によっては相性の合う合わないもあるだろう。「個」と「子」を尊重し、親も成長しなければと思う。
ウイリアムズ姉妹(米国)、キャスパー・ルード(ノルウェー)ら。
テニス界は2世選手や親がコーチというケースは珍しくない。
今の選手は特に重圧を感じないようで、親子関係もよさそう。
過去には熱心過ぎる親がいたり、マルチナ・ヒンギス(スイス)のように。
コーチだった母との関係が破綻したケースもあった。これはあまりにも悲しい。
過度な期待を持ってしまうとからだろう。
息子の「こうなってほしい」というのをつくりたくないと思っている。等身大の姿を受け止めたい。
その結果がどうであれ、プロセスを踏んで頑張った末にラケットを置く人生と。
何となく終わるのでは、その後が違う。テニスを通じていろんなものを得てほしい。
( 日経 スポートピア 杉山愛 テニス女子日本代表監督 )