今日も、いい天気、暑くなりそうです。
昨日は、大阪でも、25.6℃、夏日になりました。
今日は、久しぶりに、毛布を洗濯し、敷布団を、外に干しました。
「人づくりの鬼」 佐々木 俊一 著
みらいパブリッシング 1650円(税込み)
タイトルから、本を手にとってしまいました。
ちょっと、タイトルとは、中身が違っているかなあ、という本でした。
工務店をやっていた父の、「いいかげん」な経営に反発して、「人のためになる」建築業を目指します。
多少損をしても、赤字になりそうになっても、「人の信用」を、大切にして、会社を大きくしました。
福祉施設や、老人ホームなどを、手がけて、「社会に貢献する」という、ポリシーです。
ただ、「土建屋の成功物語」ですが、「人づくりの鬼」というタイトルでは、ちょっとちがうかなあ、と。
もちろん、一代で100億円企業を、目指していることは、すばらしいですが・・・。
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来年の大阪万博まであと1年となった昨日、都内で開かれた記念の催しをのぞいた。
華やかなステージで決意や期待を口にする関係者の熱気に気押されつつも。
視線を転じれば、野ざらしになった課題がいやおうなしに映る。
膨張する費用と建築の遅れ。約2800万人と見込む入場者数も、前売り券販売が低調だと聞く。
残された時間は長くはない。最後に帳尻は会うのだろうか。
佐藤さんの憤怒の矛先は日本社会の無責任体質に向けられていた。
すべてがヒトゴト。自分のことのように走り回っているが、失敗してもだれも責任をとらない。
「まことに万博こそは現代の縮図である」。
半世紀前の作家の嘆きが、チクリと胸に刺さる。。
( 日経 春秋 より )