今日も、暑くなりそうですね。
昨日は、伊勢崎市で、41.8℃、観測史上最高の気温になりました。
いやあ、これは異常です。
それでも、明日は、雨とのこと、季節の変わり目になりそうです。
「広島原爆忌」
80年前の今日、広島に、初めて、原爆が投下されました。
原爆で亡くなられた方々に、そして今なお、被ばくで苦しめられている方々。
ご冥福を申し上げ、お見舞いを申し上げます。
今の世界は、「核を無くす」のではなく、「核兵器を持つことによって、敵を威嚇する」と、いう。
とんでもない方向に、進んでいます。
トランプしかり、プーチン、習近平、金正恩、インドのモディも。
イスラエル、パキスタン、イラン、などなど。
「石破おろし」も、ほどほどに、「世界の平和」は「核兵器の均衡」という「手のひら」にある。
そういうことを、自覚して、日本はどういった行動ができるか、を考えるべきでしょう。
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心に残る言葉 August ⑥
” これを見た作家の責任だもの ”
先日岩波文庫に入り、広く手に取りやすくなった。
作品と作者がたどった道のりは平たんではない。
当初は占領下ゆえ原爆被害の公表が規制された。
後に被爆を描く小説の執筆が続くと文壇などから「終わった原爆を売り物にする」と非難された。
女性による怒りや抗議を嫌う男社会での差別もあったと解説文は指摘する。
原爆投下の翌日。むごい遺体を見つめる作家は、妹から「よくごらんになれるわね」ととがめられ。
こう答える。「いつかは書かなくてはならないね。これを見た作家の責任だもの」。
被爆の体験者が減り、惨禍を伝えることが難しくなる。
残された大切な言葉をどう未来に残すか。
バトンは今を生きる私たちの手にある。
( 日経 春秋 より )