コロナ禍が収束し、子育ても少し落ち着いた今、宮里さんは若者たちにゴルフの。
楽しさや上達のヒントを伝える役割に使命感と喜びを覚えている。

  5月以降、自身のスポンサー企業が主宰するトーナメントでキッズ向けの「スナッグゴルフ体験会」や。
ジュニア、若手プロとの座談会で次世代を担う女子ゴルファーと触れ合った。

  毎年6月に開く「宮里藍サントリーレディスオープン」では大会の顔として。
コースセッティングにも携わる。

  毎年秋口に開催する、レッスンと2日間の競技を組み合わせた中高生の女子選手向けイベントは。
今年で5回目。成績上位者には翌年のサントリーレディスオープンの予選会出場権を付与し。

  さらなるステップアップへの道を開く。
伝えたいのは技術ではなく、ゴルフとの向き合い方だ。

  「ゴルフはメンタルスポーツといわれているのに、日本には具体的に学べる場がないと感じていた」。
であれば自分がやろうー。

    (  日経  Mystory より  宮里 藍  プロゴルファー  )