「最近どう?」

生活

  今日は、大阪は台風が去って、いい天気になりました。
気温も、30℃前後に上がって来るとか・・・。
地上の白から、上空の水色に向かってのグラデーションは、秋晴れにふさわしいものです。
秋はこんな天気でなくちゃ、って感じです。

     「最近どう?」

  「元気?」「最近どうですか?」「お疲れさま」「慣れました?」と、ひと言掛けられたとき。
とっさに返事がうまく返せなかった経験はないでしょうか。
  「とっさのひと言」ほど、その人柄や考え方を色濃く見せてしまいます。
準備万端整って臨むスピーチと違い、会話はいつもとっさです。
  では予想外のあいさつや気遣いのひと言にどうたいおうしたらいいのでしょうか。
基本は「ありがとうございます」と「おかげさまで」の感謝のひと言を使うことに尽きるでしょう。
(  日経  マナーのツボ より  )

  まあ、こんなことが、今朝の新聞に載っていました。
この「最近どう?」という言葉に不快な思い出があります。
外食チェーンの会社で働いていた時に、この言葉が好きな、尊敬できない上司がいました。

  私は、わざと「プロ野球のことですかね?」とか、「お天気ですか?」と、とぼけていました。
くだんの上司は、「売り上げとか、人間関係とか、状況に決まっているだろう!」と怒りだします。
しかし、「最近どう?」の、「どう」の範疇って、ものすごく広くありませんか?
まあ、「空気を読め」ということなんでしょう。

  私は、尊敬できない上司だったので、腹の中では「鬱陶しい!」と、いつも思っていました。
案の定、私は、何をしても評価されませんでした・・・。(苦笑)

 

   心に残る言葉 September ㉔
” 一流の経営者、企業人ほど文化・芸術に理解が深い ”

  平山郁夫先生の原画によるステンドグラス「昭和六十年春 ふる里・日本の華」を。
東京・上野駅に設置した時には、松下電器産業の山下俊彦社長にご協力をいただいた。

  横浜駅の利根山光人先生の陶板レリーフ「太陽とこども」は。
高島屋の飯田新一社長にお会いして即決いただいた。
多くの経営者に会って感じるのは、一流の経営者、企業人ほど文化・芸術に理解が深いということだ。

  もっとも、協賛金だけですべて賄えるのは稀(まれ)だ。
京都の壁画制作には8000万円かかったが、協賛金で賄えたのは大丸百貨店からの3000万円。
残りはどうしたか。

  実は京都駅の壁画とは反対側の八条口に新たな広告スペースを見つけ、国鉄と交渉して確保していた。
ただの壁だったところに広告用のボードを設置し、その媒体利用権を取得。
そこの収入で賄うという仕組みを作った。

(  日経  私の履歴書より  滝 久雄  ぐるなび創業者  )

   生活雑感   September ㉔
  村田兆治さん、空港の保安検査で「暴行・逮捕」ですか・・・。
まあ、検査員の方も権限があまりなくて、「検査」が冗長というのにも、問題がありますが。
  他の人も、「されていること」ですから、「逮捕」までされるとなると、問題ですね。
年を取ってくると、前頭葉が収縮してきて、「がまん」が利かなくなるんですよね。
  ちょっとだけ、「晩節を汚して」しまいましたね。
    今日もよい一日でありますように