仕事にも慣れ、少しずつ自信が芽生え始めた1年目の終わり。
ある高齢患者の一言が頭から離れなくなった。

  自らも育休中の13年、自宅に閉じこもりがちに。
家族以外の誰かと会話ができないつらさを実感し、あの日退院した患者のことが思い起こされた。
「暮らしの中に誰かとつながり、安心できる場が必要ではないか」

    ( 日経  Answers より  おにぎり店は「街の保健室」 )