今日も、朝からいい天気です。
去年の七夕も、いい天気だった記憶があります。
今日は、ぷらら天満の、八百屋で、トマト(20個・698円)を、買ってきました。
昼食は、ドレッシングをかけて、食べるつもりです。
「運」 安田 隆夫 著 文春新書 790円(税込み)
流通業、 ドンキ・ホーテの創業者、安田隆夫氏が、書いた本です。
慶応大学に行ったものの、就職活動もせず、「マージャンで稼いだ」お金で、安売り店「泥棒市場」、創業。
儲かったものの、やめて、卸売りの「リーダー」を、創業。
そして、再び、小売業の「ドンキ・ホーテ」を、立ち上げます。
とにかく、安く仕入れて、てんこ盛り陳列、ポップの洪水。
「社員に、こうやるんだ。」と教えても、満足なものにはならず・・・。
あげくは、「金を盗むもの」、「退職」、などなど・・・。
そこで、店を区分して、それぞれに、通帳を渡し、「好きなように仕入れて、陳列し、ポップも好きに」。
とすると、なんと「業績が向上」したというんですね。へーって、感じです。
普通は、以前紹介した、「ユニクロ」(杉本貴司著)に、あるように。
1から10まで、「マニュアル通り」やらないと、「断罪」にするような所、ばかりでしょう。
「チェーンストア理論」の理屈に反する、手法で、2兆円企業になったのだから、たいしたものです。
本人の言うように、「運」や「集団運」も、招いたのかもしれませんが・・・。
「ユニクロ」と「ドンキ」、100年後に残っているのは、どちらでしょうか?興味深いです。
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土地に根を生やし、土地を守り、土地を愛して生きるている人。
それが今回の1冊で出てきた答えだった。
我々開拓3世が持つノスタルジーとはまったく違う、感情になど容易に流されない、強靭な歴史が見えた。
谷で生まれ、谷で育ったアイヌ民族である彼女にとって、アイヌであることは当たり前で。
「私は一個人でしかない」と言い切る。
そして、「差別も明るくない歴史もあるけれど、先人が守ってきた紋様を使って。
自分のデザインを創り出すことができてラッキーだ」という。
小説家の筆はときに誰かを傷つけるが、そんなことは百も承知で。
這いつくばりながら。書くことの欲に負け続けている。
今さらではあったが、正直に「この解釈でいいだろうか」と訊ねた。
彼女は「新しいよ」と笑った。
「もしわからないとすれば、それは日本が遅れているからだよ」の一言に、こっそりと泣いた。
( 日経 文化 より 「書きたいという欲望」 )