強度の高い運動と低い運動を繰り返すことで、心肺機能が効率的に鍛えられ、筋力も向上する。。
運動後も代謝が高い状態が続くため、脂肪燃焼効果も持続する。

   通勤途上の1駅分など日常生活に取り入れやすいのも利点だ。
有酸素運動に週2~3回の筋力とレーニングを加えると、相乗効果が生まれる。

   自宅でできるスクワットや腕立て伏せ、プランクなど自重トレーニングで十分だ。
特にスクワットは大きな筋肉を効率的に鍛えるため、基礎代謝の向上に直結する。

   これらの組み合わせで、世界保健機関(WHO)が推奨する運動量を無理なく達成できる。
WHOは週に150~300分の中強度の有酸素運動、または75~150分の高強度の有酸素運動に加え。

   週2日以上の筋力トレーニングをガイドラインで推奨する。
運動で最も重要なのは「始めること」そして「続けること」だ。

   いきなり高い目標を設定すると、けがのリスクが高まり継続も困難になる。
運動習慣がない人は、1日10分の階段利用や昼休みのウォーキングから始めよう。

   小さな習慣を経て週2回・1回30分のインターバル速歩と筋トレを試してほしい。
スマートウォッチなどで活動量を可視化することも、モチベーションアップに役立つ。

           ( 日経  元気の処方箋  「運動習慣、まず10分から」 )