ロサンゼルス・ドジャースのジャスティン・ディーンは今季ポストシーズンで。
代走や守備固めとして11試合に出場。しかし、打席には一度も立っていない。

   この事実について、デーブ・ロバーツ監督が言及したと米誌『Sports Illustrated』などが報じた。
28歳のディーンは現地10月25日に行なわれたトロント・ブルージェイズとのワールド・シリーズ(WS)。

   第2戦で、8回に外野の守備要員として途中出場した。
試合後の会見でドジャースのロバーツ監督は、ディーンへの信頼と起用方針について次のように語った。

   「ディーンには明確な役割がある。センターでの守備能力は非常に高いし。
彼がセンターにいることで外野全体の守備が安定する。打席が回ってくる可能性は低いが、ゼロではない。

   彼がいることでチーム全体の守備力が底上げされるんだ」。
ディーンは昨年12月にドジャースとマイナー契約を結び。

   8月に傘下トリプルAのオクラホマシティ・コメッツから昇格し、メジャーデビューを果たした。
今季はレギュラーシーズ18試合に出場したが、打席に立ったのはわずか2打席のみだった。

   代走や守備要員として出場機会が限られる起用が続くことについて。
本人は「問題ない」とあっさり回答。特に気にしていない様子だった。

   ディーンの守備について同誌は「今ポストシーズンのセンターでの守備機会14イニング。
すべてを無失策でこなし、レギュラーシーズンでも23イニングで完璧な守備を披露した」と守備能力を称賛。

   続けて、「再び守備で出番が訪れる可能性もある」と期待を寄せた。

       ( The DIGEST より  )