2009年から5年間、坂口さんの下で免疫学の研究を行った京都府立医科大学の濱口真英講師(50)は。
「成果ににとらわれず、『研究者の本分は知の探求だ』常に高いレベルを求めていた」と振り返る。

   思うように研究が進まない時に「何事も時間がかかるから」と諭されることもあったという。
「非凡な人とはこういう人だということを、学ばせてもらった」と話す。

       ( 日経  社会 より 「知の探求 貫いた」 )