今日も、降ったりやんだりの、天気予報ですが、蒸し暑いですね。
松山では、土砂崩れで、一家3人が、亡くなられました。
毎年毎年、この梅雨末期の時期は、痛ましいニュースが、たえません。
平野の少ない国土に、暮らすわけですから、「明日は我が身」の気持ちで、いなくてはいけませんね。
「限界から始まる往復書簡」 上野千鶴子・鈴木涼美 著
幻冬舎文庫 869円(税込み)
こ難しく考える、「上野千鶴子」先生と、「元AV女優・鈴木涼美の、話です。
対談ではなく、手紙のやり取り、という編集者の、意図が入っています。
涼美が、慶応大学→東大大学院、といういでたちで、修論がAVに関するもので、それが、本に。
まあ、ラッキーと言えばラッキー、伝聞調で書いてはいますが、「実体験」に基づいたもの。
それから、日本経済新聞社に入り、週刊誌に、AV女優とアウティングされそうになって、辞めたとか。
まあ、そんな人ですが、「高学歴の両親」「裕福な家庭」に育っていますから。
いくら、ブルセラ店員→キャバ嬢→AV女優、といっても、「上から目線で、体験している」。
「社会勉強」しているだけ感、はあります。
母親に、「逆らって」、まあ、そんなことをしているだけ、みたいな。
ブルセラ店員の時、「自分のパンティーを頭にかぶり、ルーズソックスを首に巻いて」オナニー。
そうする客の男性を見て、「男って、そんなもの」と、なめたことをいっています。
上野大先生も、これまた、「虚勢をはって」、若い頃は、「男と寝るのに不自由はしなかった」などと。
「女性学」だ、「風俗産業は、年功逆序列」だ、いろいろな話が出てきます、が。
「風俗で働く人」は、それなりに、「理由」があるわけだし、「風俗で遊ぶ人」も、ありますよ。
なんか、それを一緒くたにして、「女性は・・・」「男性は・・・」とかいうのも、どうかと。
そんな本でした。まあ、いろいろな考え方がありますから、これはこれで、という本です。
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重度の脳性まひや脊椎損傷の障害者のほか。
全身の筋肉が徐々に衰えるALS(筋萎縮性側索硬化症)患者は公費でヘルパーの派遣を受けていた。
ところが支援時間が十分でなかった。弁護士になった私はまず在宅生活に必要なヘルパーを。
24時間公費で派遣してもらう訴訟に携わるようになった。
脳性まひ患者の訴訟では、自宅で一人暮らしをする男性に対して1日約12時間までだった。
ヘルパーの派遣時間を約18時間まで増やす判決を控訴審で勝ち取った。
「生きるか死ぬか」ではなく「生活上の支障があるか」という。
より高い基準で判断すべきだという主張が認められた形だ。
ALS患者の訴訟では、ヘルパーの派遣時間を1日約12時間から約21時間まで増やす判決を。
得ることができた。
( 日経 向き合う より 「訴訟で難病患者の介助拡大」 )