成し遂げる力

生活
今朝も寒くなりました。
起きたら、銀世界かなと思いましたが、大阪は午後から、雪のようです。
今日は、京都で高校駅伝、寒い中でも元気に走る姿に、魅了されます。
     読了の余韻 December ②
   「 成し遂げる力 」 永守重信 著
ご存じ、日本電産の永守さんの書いた本です。
小学校4年生の時作った、モーターを先生に褒められから、ずーっと、モーター一筋の人生です。
M&Aを重ねて、1兆円を売り上げる企業グループを作り上げました。
すごいの一言です。
” すぐやる、必ずやる、できるまでやる ” は、有名な言葉です。
『できる』を、500回ぐらい言うと、出来るような気がしてくる、というのも、感心します。
日本電産が、京セラビルより、少し高い” 京都で一番 ” のビルを建てた時。
稲盛さんを招待したそうです。
その時、ビル内の業者から贈られた観葉植物を見て、” 誰が水をやるのですか? ”
” 枯れたらどうするのですか? ” と指摘して、” これでは京セラを追い抜くことはできませんよ ”
そう言ったそうです。そんなことまで、” コスト ” を考えている。
永守さんは、すぐに人工の観葉植物にしたとのこと。
同じ京都の、京セラを作った稲盛和夫さんを、目指して、ライバル視して、頑張ったようです。
『柔』の稲盛、『剛』の永守のような、感じがします。
これから、” 起業 ” する人にとって、この本は参考になると思います。
” 〇〇力 ” という本が、溢れていますが、読んでみて、プラスになります。
    心に残る言葉  December  ㉖
” 相手の気持ちやバックグラウンドを知って接する  ”
ヘルパーさんはには悪気はないでのでしょう。
でも、年を取っているからといって、みな『おばあちゃん』と呼ぶのはどうでしょうか。
その前に、一人の人間として扱ってほしい、という望みがあります。
相手の気持ちやバックグラウンドを知って、接するのはビジネスの基本です。
医療の世界ではこれが欠けているようです。
医療を金銭で計ることにも私も反対です。
でも、ビジネスの社会にはクライアント(顧客)が存在します。
それぞれのクライアントの背景を調べ、要望を聞いて臨機応変に対応します。
医療もそうした考えが欲しいですね。
科学の世界では、多様なも見方をすることは、非常に大切です。
コップでも、上からと横からでは、異なった形で見えるのと同じように。
一つのものでも、角度によって見え方が違います。
人との接し方でも、患者や介護を受ける人の目も、加えてください。
マニュアル化された紋切り型の対応は、どうかと思います。
患者を従属的な存在に置き、いわゆる医療のパターナリズム(父権主義)につながります。
『ちゃんと治療しているのだから言うことを聞け』というのでしょう。
これでは、知らず知らずのうちに患者と医師の間に、上下関係を生みます。
独立した人間として患者を扱う配慮が大切ですね。
( 米沢 富美子  物理学者 )
       生活雑感  November  ㉖
ソフトバンクの選手が、窃盗で自由契約になりました。
才能があるだけに残念な感じです。
人から、見られる仕事だけに、あってはならないことです。
  今日もよい日でありますように
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