ただ事業家になりたいと思っていたわけではない。
甥のヴィンセント・スタンリーさんによれば、事業家になったのは「アクシデントのようなもの「。

  自分や友人が欲しいと思う道具を作っていたら売れてしまったのだ。
機能的でカラフルなクライミング用の服も当時なかったから、みな欲しがった。

  いくら優れた職人でイノベーターでも生半可では経営者は務まらない。
そもそも高校生の頃hから団体競技でうまくいったためしがない。

  「同じことをやっても競り負けるし、ちっとも面白くない」。
ビジネスの道を突き進むのであれば「他人がやっていない自分だけの競技を生み出そう」ときめた。

   (  日経 Mystory より  イヴォン・シュイナード   パタゴニア創業者 )