今朝は、小雨が残るものの、徐々に晴れてきました。
台風の影響で、週末が雨というのもイヤなものです。
長野県中野市の4人殺害事件は、何とも言えない気分になりました。
容疑者は、県外の大学に進学したもの、「イジメ」られて、実家に帰って過ごしていたようです。
田舎の「ムラ社会」は、狭い環境で「うわさ」がいろいろと渦巻いています。
私の育った、「田舎町」や「町内」などは、「隠し事」ができない「監視社会」を成しています。
もちろん、「『良いうわさ』よりも『悪いうわさ』」のほうが、より早く伝わる仕組みになっています。
「あそこの議長のせがれが、大学やめて帰ってきたんだってよ!」といったところでしょう。
まして、人付き合いが苦手だったら、なおさら、「悪く」言われるのではないでしょうか?
コミュニケーションが苦手で、「引きこもっている」人は、全国にたくさんいると思います。
何かの拍子で、「鬱屈したマグマ」が、弾けて、「自爆行為」「自殺行為」にまで、なってしまうのでしょう。
4人も殺害してしまいましたから、情状酌量を考慮しても、「極刑」は免れないと思います。
似たような事件が、起こらないことを祈るばかりです。
なんとか、こういった「ちょっと失敗した」人でも、リカバリーショットを打たせられないかと思います。
亡くなられた女性には、「本当に申し訳ない」のですが。
本当に「犯人の思い込み」だけ、だったのでしょうか?
「ムラ社会」のイヤな側面が、この事件には影響している気がしてなりません。
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専門的に「反すう」と呼ばれるいわゆるグルグル思考が心配性の私の頭を支配しようとしている。
こうした不安になっている自分を責めないようにすることが大事だ。
「せっかく米国に行ったのに、その後どうして英語に触れる機会をもたなかったのだろう」
「命を取られるわけでもないのに、なぜこんなに気弱なんだろう」と。
原因探しをして自分を責めても状況が変わるわけではない。
何が起きるかわからないから不安になっているのだ。
しかも不安が強いときには良くないことが起きる可能性。
それが起きた時の影響を大きく考えている可能性がある。
そうした時は心のメッセージをキチンと受け止めることだ。
そのうえで良くないことが起きる可能性をできるだけ少なくできるようにしていく。
仮に良くないことが起きたとしても、ひどい結果にならないようにしていく。
不安になったことをきっかけに準備を少しでも進められれば、不安を自分の力に変えることが出来る。
( 日経 こころの健康学より )