92歳 総務課長の教え

生活
  今日も曇り空、これから晴れてくるようです。
天気図に梅雨前線が消えています、一瞬なのか?これからもか、わかりませんが・・・。
梅雨が早く開けるというのも、”異常気象”ですよね。
     読了の余韻 June  ④

 「 92歳 総務課長の教え 」 ダイヤモンド社1540円(税込み)

 

92歳 総務課長の教え(ダイヤモンド社) [電子書籍]

読んでみて、特別に真新しいことは書いてありません。
” すべての幸せがこの1冊に詰まっている ” 、ちょっと大げさでは?(笑)。
筆者は、同じ会社(家族経営)に、創業者、その子供、その孫の世代で働いています。
普通は、92歳にもなったら、「お疲れさまでした」となるところでしょう。
しかし、ギネスブックにも載ってしまいましたから、会社の広告塔にも、一役かっています。
” 戦力 ” として、会社に役立っていることがスゴイ所です。

昼食も、コンビニ弁当とか・・・でも、少食で小さいものを買うとか、少食がいいですね。
朝起きて、ヨガ(30分、胡座をかいて瞑想)・お経を唱える。
朝7時半に家を出て、B(バス)M(メトロ)W(歩き)で通っていることも、体にいいですね。
読書や俳句・短歌の趣味、毎朝、新聞に目を通すのも。
仕事のはじめは、”清掃”から、というのも見習いたいところです。

特別、スゴイことをしているわけでもなく、筆者の言うように ” 凡事徹底 ” 。
誰でもできることを、誰もできないレベルで、やりつづけている、これにつきますね。

規則正しい生活をしていることが、現役の秘訣だと思います。
ただ、運も良かったと思います、普通は92歳までは雇用してくれないでしょうから。

    心に残る言葉  June   ㉖
  ” 伝えることは、わかり合うこととは違う ”
  会話の2日後、パンちゃん(チワワ)は意識を失い、二度と目覚めなかった。
死を悟った彼女が伝えようとしたことを、私は受け取った。
言葉にできないけれど嘘ではない交流が、いつだって確かにそこにあった。
たくさん抱っこ、愛撫、くっつきっこ、散歩、同じテーブルの上と下で。
私は原稿を書き、パンちゃんは丸くなって寝ること。
コロナ禍でどこにもいけなかったからこそ一緒に過ごせた。たくさんの時間、時間、時間。
  人間の世界では、ほとんどの人が言葉だけで伝え合おうとする。
病気が蔓延し、戦争が始まり、伝える行為はますます言葉のみ集約している。
伝えることは、分かりあうこととは違う。
マスクで、オンラインで、偽物の間前で、自分を隠したままそれは可能か。
白く光る画面に映し出される言葉を読んでも。
相手の窓から見える景色も、太陽のまぶしさも。
風のにおいも通りの喧騒も、文字を打つ手の温度も分からない。
パンちゃんのいない世界で、手触りなく生きるのがなんだか苦しい。

(  日経  文化面より  長島 有里枝  )
  

     生活雑感  June   ㉖

社民党が、政党要件を満たせるかどうかの瀬戸際ですね。
かつて、166人もの国会議員を抱えていた野党第一党が・・・。
世の中が変わっていく中で、それに応じて変化しなければいけない事象の一つかもしれません。
   今日もよい一日でありますように
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