今日もいい天気、「危険な暑さ」です。
大川(旧淀川)沿いを走ると、桜やツツジの下の雑草が、キレイに刈り取られていました。
今年に入って、3回目ぐらいでしょうか・・・。
10月まで暑いですから、あと2回ぐらいは、刈り取ることが必要でしょう。
なにげに、昼食を食べながら、「ひるおび」を見ていたら。
神戸三宮・マンションの「女性殺人事件」を、取り上げていました。
スタジオでは、出演者が、いろいろ心配したり、憤慨したり・・・。
「ワイドショー」って、要するに「井戸端会議」を、見せているようなものなんですよね。
何かを「解決」をしたり、「行動」を起こす、わけでもなく、「やじ馬」・「週刊誌」的なもの。
これで、ディレクターは、1週間・「ネタに困らない」と考えるみたいな、・・・。
それで、「被害者」を、あーでもない、こーでもない、と・・・。
こういう番組は、視聴率を稼げるのでしょうが。
もっと、「被害者」を、そっとしてあげればいいのに、と思ってしまいます。
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プロパガンダには裏読みが必須だ。
整然とした一体感が演出されているときほど、実は不協和音が響いていないかと疑わなければならない。
本当に一致団結しているのならば、わざわざ団結を強調する必要などないからである。
レニ・リーフェンシュタール監督の「意志の勝利」もそうした視点で読み取れる。
1934年にニュルンベルグで開かれたナチ党大会の記録映画だが。
大会前に、親衛隊(SS)によって突撃隊(SA)幕僚長レームらが粛清される内紛があった。
その不穏な余波を払拭するように、劇中ではSS全国指導者ヒムラーと、レームの後任ルッツェが。
大勢の隊員の整列するなかをヒトラーに従って粛々と進み。
ドイツの統一と秩序を印象つける場面が登場する。モンタージュの手法もみごとである。
笑顔でなにかを見上げる子供が映し出され、つづいてヒトラーの姿が登場する。
それだけで、こどもさえ敬仰する偉大な指導者というイメージが。
観客のなかに自然と刻み込まれていく。
( 日経 文化 より 「プロパガンダの威力」 )