静まりかえったロジャースセンターのフィールド内で山本が中継局のNHKなど。
報道各社のインタビューを受けている間にブルージェイズの面々は、悔しそうにベンチ裏へと消えていった。

   ゲレーロJr.は1回無死一、三塁の同点機にも山本が投じた落差のあるカーブに三振。
3回にレフトフェンス直撃の意地のヒットで同点の足掛かりを作るものの、6回、9回と2打席凡退した。

   ヤフースポーツ、MLB公式サイトの報道によると、11得点を奪った第1戦では。
ベンチ前を走り回り、チームを鼓舞していたゲレーロJr.は。

   スペイン語の通訳のヘクター・レブロン氏を通じて「彼はリーグでもトップクラスの投手だ。
今回初めて対戦したが、素晴らしい投球だった」と称え、完敗を認めたという。

   「今日は彼の夜だった。彼は素晴らしい仕事をした」

 

       ( RON   SPO より  )